真正性
利用者、プロセス、システム、情報などが本物であることを確実にするということ。
実社会で真正性を例えると企業単位の取引や契約が行われる時、法人の登記簿謄本や戸籍謄本の提出をする場合があるが、この場合謄本などの書類は信頼性が高くしっかりと整備されている。
ただし現在のネットワークを介したやり取りの中で確実に真正性を確保するということは非常に困難で、特定のグループ内の場合は合言葉などを決めておけばよいが、任意の2者の場合は、必ず信頼がおける相手とのやり取りの保障がないのでTTP(Trusted Third Party:信頼できる第三者機関)の存在が絶対的に必要になる。