”日本刀”とマネジメントシステム

子供の頃、“日本刀は世界一強い剣だ!”と聞いてほんまかいな?と思ったことがあります。

あんなに細い剣なのに何故?という疑問があったからです。

『梅干と日本刀』の本を読んで疑問氷解。

欧米の刀は型にどろどろの鉄(完全溶解)を流し込むやり方。

日本の刀はある程度柔らかくした鉄(不完全溶解)をたたき形を揃えていくやり方とのこと。

なぜそういうことをするかというと鉄の溶解点の1800度までの熱が出せない

環境にあったからだそうです。(当時の日本の燃料は炭で1200度が限界)

要はアメ状になった鉄をたたくことで不純物(炭素等)を放出させ刀を作っていく形になったらしいです。

西洋の刀は“作る”、日本の刀は“鍛える”という表現はまさにそのとおりですよね。

弾丸と勝負しても勝ったという“日本刀”です。これに関しての話題はつきませんが今回はマネジメントシステムという面から考えてみました。

マネジメントシステムは(皆さんご存知のように)欧米からはじまりました。

いわゆる要求事項という“理想的な型”に会社の仕組をあてはめる。

少し前はやったERPなんかもそうかもしれませんね。

こう考えてみると 『理想の型にはめるという』文化の欧米の発想が根本にあるような気がします。

では日本ってどうでしょう。

刀の文化から考察するに日本はマネジメントシステムを『理想の型にはめる』形は肌に合わないのではないかと・・

となると違った発想考え方も出てきそうですね。

肌に合わないといってもマネジメントシステムの導入を否定しているのではありません。

マネジメントシステムをいかにしてうまく日本的な文化にとりこんでいくかも考慮しないといけないかなと

思います。

(つづく)


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